いつもありがとうございます 中央区議会議員の高橋まきこ です。
7月14日に開催された、中央区議会、築地等都市基盤対策特別委員会に出席して質問をしました。本年度はこちらの特別委員会の所属となりました。都市基盤整備は3年ぶりの特別委員会となります。築地市場跡地の再開発については、こちらのブログでお伝えしたところです。
【東京ベイeSGプロジェクト と中央区】
東京都政策企画局によって「東京ベイeSGプロジェクト」が取りまとめられています。「東京湾から日本の未来を創り出す」としてVersion 1.0が公開されています。
中央区においては、晴海、豊海、勝どきを中心に、東京湾に面しており、築地へのつながりとしてもこの計画との関係性が重要であるため、今回の委員会ではまず、この点から質問をしました。
高橋まきこからの質問）
東京ベイeSGプロジェクトにおける晴海の位置づけは、当初と今と変遷がある。今のver.1.0という途中段階で、築地が今後どのような役割を担っていくのか。
中央区からの回答）
東京都において、このベイエリアも気候危機に対応して、海と緑の環境に調和したサステナブルな成長都市と掲げている。まさに私たち築地も、非常に意識している。
ということで、中央区、築地も同じ方向性であることを確認しました。
高橋まきこからは、今、直面する湾岸部の交通課題（バスや道路の混雑など）解消に向けても、一体的により早い改善や、最善のシステム構築のために、早期にプロジェクトの一環として取り組むべきと要望しました。
【ベイエリアの交通ネットワーク：臨海地下鉄】
目指す姿のイメージとして「ベイエリア周辺の交通ネットワーク」が示されています。「都心・羽田と直結することでベイエリアの可能性を更に広げていく」とされ、臨海地下鉄が、羽田空港アクセス線（臨海部ルート）」からつながる計画案となっています。国際競争力が強化される意義があるとされている一方、羽田の接続、つくばエクスプレスTXとの接続の検討が課題となっています。
【先行プロジェクトは中央区がエリア外】
図で確認すると、晴海がエリア外となっているようです。舟運や新たなテクノロジーを活用した域内公共交通やモビリティは晴海にも求められていますし、BRTのように、臨海副都心エリアと一体的に取り組むことで、今の臨海部に起因するような交通課題の改善につながるものとなると思っています。
【都議会でも議論が深まっている築地における対話】
築地市場跡地の再開発について、6月の都議会でも深く議論されています。
都議会でも
・地元としっかり連携していくこと
・築地の食文化や「築技」などの歴史や伝統を継承していく
・地域の子どもやスポーツなどのニーズにも寄り添う
など、具体的な要望も東京都に対して伝えられています。
私は、活気や賑わいの創出と、今ある資源の豊かさを残すことが、ある場面では相反してしまうこともあると、その難しさを思います。中央区としても、事業者や東京都と連携を深め、ひとつの会議体や協議体のみに拠らず、広く多様な区民の意見も集め、希望を伝えていくように、要望していきます。こちらの特別員会の経過など、引き続きお伝えしていきます。
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★高橋まきこの活動がわかる政策レポート集は コチラ
★高橋まきこ中央区議会一般質問ダイジェストは コチラ